Maxim Integrated MAX25256 Hブリッジトランスドライバ

Maxim Integrated MAX25256 Hブリッジトランスドライバは、10Wまでの絶縁電源を供給できるシンプルなソリューションで、8V~36Vの広い直流(DC)電源から最大300mAまでの電流をともなってトランス一次コイルを駆動します。トランスの2次と1次間の巻き数比によって出力電圧が決まるため、実質上あらゆる絶縁型出力電圧の選択も可能になります。

また、可変電流制限を特長としており、間接的な2次側負荷電流の制限が可能です。外付け抵抗器を使用すると、MAX25256の電流制限値をセットできます。デバイスが温度過昇や過電流の状態を検出すると、出力がアサートします。さらに、低消費電力モードが特徴で、ドライバの未使用時には全体の電流を0.65mA(標準)まで抑えることができます。

このデバイスは、内部発振器を使用して動作させたり外部クロックで駆動させたりして、複数台のMaxim MAX25256を同期させることや、スイッチング周波数を正確に設定することができます。内部回路は50%固定のデューティサイクルを保証しており、どのクロックソースが使われていてもDCがトランスに流れることを防ぎます。

また、小型10ピン(3mm x 3mm)TDFNパッケージに収められており、-40°C~+125°C車載温度範囲に指定されています。

特徴

  • シンプルで柔軟性に富んだ設計
    • 8V~36V電源範囲
    • 最大90%の効率
    • トランスに最大10Wまでを供給
    • 低電圧ロックアウト(UVLO)機能
    • 2.5V~5V互換ロジックインタフェイス
    • 内部または外部クロック源
    • 過電流閾値を調整可
  • 内蔵システム保護機能
    • フォルト検出および表示
    • 過電流制限
    • 温度過昇保護
  • ボード上のスペースを節約
    • 小型10ピンTDFNパッケージ(3mm×3mm)
    • AECQ-100認定を取得済

アプリケーション

  • 絶縁ゲートドライバ電源
  • コントローラ・エリア・ネットワーク(CAN)、シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)、I2Cなどを対象とした絶縁電源
  • モーター制御用の絶縁電源
  • デュアルバッテリシステム

機能図

ブロック図 - Maxim Integrated MAX25256 Hブリッジトランスドライバ
公開: 2021-09-03 | 更新済み: 2021-09-13