
Toshiba TLP5212 IGBTゲートドライバ・フォトカプラ
Toshiba TLP5212 IGBTゲート駆動フォトカプラは、スマート・ゲート・ドライバ(SGD)カプラで、IGBT不飽和検出、絶縁故障状態フィードバック、ソフト・ゲート・ターンオフ、アクティブ・ミラー・クランプ、 低電圧ロックアウト(UVLO)が備わっています。 また、インバータ用途で発生する過電流からIGBTを保護するための汎用ゲートドライバカプラとして作動するように 設計されています。TLP5212は、産業機器(太陽光発電システムの汎用インバータやパワーコンディショナなど)で使用されるインバータ回路から、UPSおよびホームバッテリストレージシステムなどの住宅用機器に至るまで、広範なアプリケーションにも最適です。TLP5212には、2つの赤外線発光ダイオード(LED)と2つの高ゲイン・高速フォトカプラICが統合されています。このデバイスは、一次側と二次側との間の電気絶縁を用いた大電流、高速出力制御、故障状態フィードバックを達成しています。
Toshiba TLP5212 IGBTゲートドライブフォトカプラは、10.3mm x 10.0mm x 2.1mm SO16Lパッケージで販売されており、動作温度範囲は-40°C~+110°Cです。
特徴
- ピーク出力電流 ±2.5A(最大値)
- 電源電圧:15V~30V
- 最大閾値入力電流:6mA
- 5 mA最大供給電流
- 最大伝播遅延時間: 250ns
- 1.27μsのDESAT最先端の通常ブランキング時間
- コモンモード過渡耐性 ±25kV/μs(最小値)
- 絶縁抵抗 5000VRMS(最小値)
- 出力ゲートドライブIC電力損失:600mW
- アクティブミラー・クランプ
- 低電圧ロックアウト(UVLO)
- -40°C~+110°C動作温度範囲
- 10.3mm x 10.0mm x 2.1mm、SO16Lパッケージ
アプリケーション
- IGBTゲートドライバ
- MOSFETゲートドライバ
- 産業インバータ
- 太陽光発電(PV)パワーコンディショニングシステム
- エアコンインバータ
- ソーラーパワーシステム
- ACサーボ
- UPS
真理値表

アプリケーション回路(正)

アプリケーション回路(負)

内部回路

パッケージ外形

公開: 2022-08-25
| 更新済み: 2022-10-05